重馬場だと先行馬が有利になる理由(芝)
どうもこんにちは!TATUです。
今週からジメジメ蒸し暑く嫌いな梅雨に突入しましたね。
競馬でも稍重や重といった道悪馬場で行われるレースが多くなります。
重馬場だから前が有利や!と馬券購入者たちの間でよく言われていますが、なぜ雨が降って重馬場になると前にいた馬が有利で、後ろにいた馬は不利になると言われるのか考えてみました。
それを踏まえて6月12日に買おうと思っているおすすめ1頭を紹介します。
|全馬がスタミナを消耗する
雨が降って芝コースが水分を含んだ状態になると、地面が柔らかくなり土がえぐれやすくなります。
すると馬は走っているとき爪で土を掻き込みづらくなるため、いつもよりパワーを必要とします。
なので馬場が悪くなると、先行馬も差し馬も全馬が同じように道中スタミナを消耗して、追い込んでくるはずの差し馬が直線でいい脚を使えるほど余力が残っていない状態になる。
これが馬場が悪くなると前が有利になると言われる要因です。
|他馬が蹴り上げる泥が影響
他馬の蹴り上げる泥水も、ダートでいえば砂を被ると同じように影響が出ます。
それを被らない逃げ馬は、もちろんペースにもよりますが、有利にレースを進めることができます。
前有利といっても馬群の中にいるのか、前に馬がいない状態なのかによって、大きく変わってきます。
また騎手も、重馬場だと泥水を被るので、視界が遮り仕掛けのタイミングなど判断が難しいくなるでしょう。
|6月12日のおすすめの1頭!
阪神4レース 3歳未勝利 芝1600m 18頭
<狙い馬>8番 チャイカ
近2走1800mで2着と好走。どちらも残り1ハロンまでは勝てる手応えでしたが、残り1ハロンで脚がなくなり他馬に交わされてしまいました。
最後が甘くなるレースぶりから1600mへの距離短縮はプラスに働きそう。
馬場は悪くてもまだ開幕2週目のキレイな馬場状態。
今回も逃げれそうなメンバーですし、得意の阪神で逃げ切りを期待したいです。
|まとめ
雨で馬場が悪くなると、先行馬や差し馬に限らず道中スタミナを消耗するので、結果的に前にいた馬が有利になります。
しかし泥水を被ることでやる気がなくなる馬、反対に頑張れる馬がいるように、性格や位置どりによって大きく変わってくるので、一概に馬場が悪い日は前が有利とは言えないということです。